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PS3 「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ」感想


Category: PS3   Tags: PS3  感想  ペルソナ4  アトラス  目黒将司  
いい加減なんか更新しなければと思いつつ気付けば二ヶ月とか、思いっきりキング・クリムゾンのスタンド攻撃を受けている感じですが、まぁそれは置いといて…。

「やる」と思った時にやらないと延々と先送りしそうなので、書いていきます。

開発はアークシステムワークス、アトラス。発売はアトラス。
PS3/360共に2012年7月21日発売。アーケード版は2012年3月1日稼働。

※そんなに書く事無いかなぁ、とか思ってたけどやっぱりそこそこ長文。100%のネタバレはありませんが、ストーリーの展開についてガッツリ、結末についても少し触れています。

・その後の話を、始めようか。

「ペルソナ4」のエンディングから2ヶ月後――。

世間を騒がせた「怪奇連続殺人事件」が解決し、稲羽市にはかつての平穏が戻っていた。
しかし、それもつかの間、主人公(鳴上悠)たちが3年に進級した年のゴールデンウィーク。
町は新たな噂でもちきりになっていた。
雨の夜、消えているテレビを覗くと見えるという、不思議な”番組”の噂。
番組の名は”P-1 グランプリ”。
高校生の友だち同士がくり広げる、決死の格闘ショウである。
”番組”を見てみると、画面に現れた”クマ?”がショウの開催を宣言する。
「男の中の男たち、出てこいクマ!」
そして紹介される出場選手たち。そこにはキャラクターをでっちあげられた自分たちの姿が……。
はたして、この番組はクマのお茶目な悪ふざけなのか!?
この異常な事態に気付いた”自称特別捜査隊”の面々は、
事件を解決するべく再びTVの中へダイブする。謎の番組の正体とは…?







まずそもそも断っておかなければいけないのは、2D格闘ゲームをプレイする事自体が数年ぶりだったという事で…、格闘ゲームとしての出来がどうこう、とは書けない。
なので、やっぱりこのゲームを掘り下げるには「『ペルソナ4』の正統続編」と謳っている部分だろうと。
そこを中心に考えてみたいと思う。

導入部分となるストーリーは先に挙げた通りだが、自分の個人的見解、という大前提で結論を先に述べてしまうと、「このストーリーはやるべきでは無かった。」
シリーズ経験者に手っ取り早く伝わる言い方をすると、「『ペルソナ3FES』と全く同じ事をしている」。
「P3FES」はそれぞれ理由はあるものの、仲間割れを起こすという展開だった。(最終的には収束するが)
今回、マヨナカテレビで格闘ショウ、というのはなるほど、設定的に「P3FES」を上手く避けたかもしれない。
が、PS3/360版で追加された「ストーリーモード」では「結局P3FESと同じでは?」と思える展開になってしまう。
更に言えば、「P4U」のストーリーは完結しない。思いっきり未完、どころか打ち切りエンド並の唐突さで終わる。
そして恐らく、アーケード版を開発している時点で家庭用へのストーリーモード実装が構想されていたのだろう、と思えるような補完の仕方…、と言うより、アーケードモードのストーリーがそうなるように抜けているとしか思えないのだが。
そして、敵の策略に乗せられて仲間割れを起こすのはまだ良い方で、モラトリアムしているキャラクターは自分のシャドウが出て来て(これも敵の罠だが)また動揺する。
お前らが過ごしたあの一年は何だったんだと言いたい。
そういう意味では少なくとも「自分の譲れないものの為に仲間と戦う」と決めたP3FESの方が各キャラクターの性格や決意が伝わってきて良かった…、のかも知れない。
(余談だが筆者はP3FESの時にもP4Uとほぼ同じような感想を抱いており、大いなる蛇足と今でも思っているしあのゲームの存在価値は名曲「Heartful Cry」がある事ぐらいだと思っている)
ストーリーの良し悪しについてはプレイした人それぞれの感想があるだろうが、もう少しはやり方はあっただろう…と思ってしまう。
ちなみに、ストーリーモードで全キャラクターをクリアしようとするとおよそ30時間前後必要となり、格闘ゲームのストーリーとしては異例とも思える長さである。
なお、ストーリーモード自体はテキストアドベンチャーのごとく、バストアップイラストとテキストウィンドウで進んで行く。
元々が格闘ゲームである事を考えると妥当な線だろう。PS2版のポリゴンモデルをHD化した所でクオリティ的に厳しくなるし、作り直すだけの手間を考えるとそうなる。
ただし、各キャラクターの台詞は性格は当時の「P4」を確実に捉えており、そういう意味では悪くはないのだが…。
ストーリーモードに関してはフルボイス。BGMの使用の仕方がほぼそのままP4なので、当時プレイした人には懐かしく思える部分も多かったのでは、と思う。
特にシャドウ戦前~シャドウ覚醒~シャドウ戦の流れでは原作同様に「狂気の境界線」~「I'll Face Myself」が流れ、思わずニヤリとした人も多いのでは。

ストーリー的にどう、という部分を除けば「これはやはり間違いなくペルソナ4」と思える部分であり、ここに関しては少なくともファン心理を汲み上げていると言える。
BGMに関してはストーリーモードでは全て「ペルソナ3」、「ペルソナ4」からの曲となっている。使い方に関しては先にも書いたがほぼ原作通りの使われ方をしている。
(ただし、一回だけ雪子ストーリーで「雪の女王(P3FES Ver.)」が流れた事を確認している。ただ単に「雪」というキーワードだけで使われた感は否めないが、全編に渡って流れる訳では無いので特に問題無いだろう)

ストーリーは未完である、と書いたが、本気のマジで未完である。
敵の正体も、目的も解らないままエンディングを迎え「俺たちの戦いはこれからだ!」とばかりに終わっていく。
個人的にはやはり完結させられないようなストーリーにするべきでは無かったと思うし、穿った見方をすれば「ペルソナ4でまだ商売を続けるのか」と思ってしまう。
PS2版、アニメ化、P4U、P4Gとあって、流石にそろそろ良いだろう…と思うのは筆者だけか。
「ペルソナ4」自体は大好きだし、今でもPS2版「ペルソナ4」以上に丁寧に作られたRPGにはお目にかかっていない。
ただ、それでも元を辿ればもう2008年のゲームである。このゲームについて出来る事はもう蛇足になってしまうのだ。
アトラス的にこのシリーズをどういう方向に持って行きたいのかは解らないが、少なくとも新キャラクターであるラビリスはP3とP4を繋ぐためのキャラクターだった。
(更に余談ではあるがラビリスの下手な関西弁にも一応の理由付けはあるものの、それなら関西出身の声優を起用してまともな関西弁にした方が良かったのでは、と思う。)
その点を考えるとP3+P4という感じで展開されていく可能性がゼロでは無い…、のだが、そうなるとこのP4Uの後の話、となる訳で、今の時点で話の収集が付けられるかどうか怪しい、と思ってしまうのだが。
なお、ストーリーとしては唯一エリザベスだけが別の目的で動いており、P3に対するフォローが少しだけ入っている。

格闘ゲーム部分として語れる部分は多くないが、格ゲーとしてはシステムは複雑な方なんでしょうか。最近の格ゲーを全くやってなかったのでどうなのか判断が出来かねる部分なんですが。
目押しコンボやら空中コンボやらガードキャンセルやら、昨今の格ゲーに入っているような要素は大体網羅してるんじゃないかな、とは思いますが。
一応、購買層を考えてかガチの格ゲー初心者でも遊べるような調整になっているのかな、とは思わなくもないが上級者と対戦すると何も出来ないまま殺されるのは目に見えている。
各キャラクターのアニメーションはスムーズでよく動くし、使用する技も基本的には原作準拠。ドットが似てるとか似てないとかは全く別次元の話で、そういう細かい部分も良く出来ている。

BGMについてはストーリーモードではP3、P4からの曲が流れるが、格闘ゲーム部分は全くの新曲がほとんど。
今作のメインコンポーザーは喜多條敦志と目黒将司。比率的には喜多條の方が多いが、目黒の新曲もあるのでファンにはたまらないだろう。
そして今作でも目黒曲のドラムにBFD2を確認した。
「Heartful Cry」や「Reach out to the truth」も喜多條の手でアレンジ/リミックスされて使用されている。
以前、初回特典サントラから「The Ultimate」をギターで演奏したが、作曲は喜多條敦志氏でした。
しかもあれ実はリフ思いっきり間違ってて…、また気が向いたら訂正しますが気合で何とかして下さい。
ついでの余談だが、本作で流れる「I'll Face Myself」に違和感を覚えるのは筆者だけだろうか。
特にイントロのドラムスネアに思いっきりコンプがかかってて音が潰されているような…。
PS2版が今手元に無いのでPS2実機で確認出来ないのだが、サントラとは明らかにコンプのかかり方が違う。

格闘ゲームとしては異例とも言える売上を記録した本作(PS3版でおよそ19万本弱)の、購買層の割合が気になる所ではあるが、P4が好きでどんな展開でも許容出来る…という人にはオススメ。
格闘ゲームが苦手/初心者でもボタン連打でコンボが発生するようになっていたりと工夫もある。
CPU難易度も高くないので、P4は好きだけど格闘ゲームは…、という人もストーリーモードはクリア出来るぐらいの難易度。
P4ファン全てに全くの手放しでオススメ出来るか…、と言われると悩ましい所ではあるが、あの世界とキャラクターが好きならやっておかないと損、という気もする、端的に言えばどっち付かずな印象を与えるゲームであった事は否めない。
その大部分がストーリーや展開に関わる部分だけに、尚更手放しでオススメと言えないのが難しい所。
ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ
(2012/07/26)
PlayStation 3

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ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ
(2012/07/26)
Xbox 360

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「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ」オリジナル・サウンドトラック「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ」オリジナル・サウンドトラック
(2012/08/22)
(ゲーム・ミュージック)

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