こんぱち。

音楽サークル「ましろ。」についての情報やDTM、ゲームについてだらだらぐだぐだ語ります。 たまにゲーム以外の事も。

 

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PS3 「真かまいたちの夜 11人目の訪問者」 感想…と、「かまいたちの夜」シリーズについて語る


Category: PS3   Tags: PS3  感想  麻野一哉  坂本英城  チュンソフト  
PS3/PSVitaにて2011年12月17日発売、サスペンス・サウンドノベル。
開発・販売はチュンソフト。

公式サイト。

一作目から好きで何気に全作プレイしていたりする。
今更システム云々について語るのもアレだけど、今の時代にそぐわないので文句有り。
過去作についてもついでに語る。

※当然の事ながら長文。

では例によってストーリーを取説から引用。

岩手県・遠野市――

作家志望の主人公、坂巻快人は、
小説の題材を探しに、遠野のペンションを訪れる。

宿泊予定者は10人だったはずなのに、
宿泊客は、なぜか11人……。

そのうちの1人が露天風呂で殺される。

快人は、偶然再会したかつての友人・立花京香とともに、
事件の真相を探りはじめる。

しかし、ひとつ、またひとつと死体が増えていき……。







・新たな舞台に、再び血の雪が降る

本作は「かまいたちの夜」の新作と銘打っているものの、舞台や登場人物等の設定は一新されている。
テーマは「原点回帰」であり、一作目のような「吹雪の山荘」状況での殺人事件が本作のメインストーリー。
サウンドノベルのシステムについて多く語る所はほとんど無いが、本作も例に漏れず「チュンソフトのサウンドノベル」システムを踏襲していると言える。
具体的には、

・オートスキップ不可(読み戻し・読み進みは可能だが任意の場所にジャンプ不可)
・選択肢を選んだ後、合流地点まで行かないとフローチャートには反映されない。


辺りが大きな部分。正直、PS1版「かまいたちの夜 特別篇」に始まり、今の今まで大きく変更は無い。(「忌火起草」「428 ~封鎖された渋谷で~」もほぼ同じ)
それだけ完成形に近いシステムではあるのだが、「今の時代にこれはどうなんだ」と思う部分もある。

本作ではシリーズで初めてのキャラクターボイスを採用している。
(ただしフルボイスでは無く、重要なシーンのみ)
そこでこの作品の「環境設定」を見てみよう。
すると、「オートプレイのオン/オフ」や「オートプレイの速度」は変更出来るものの、キャラクターボイス、BGM、SEの音量を変更出来る項目は無い。
昨今のノベル系ゲームでは標準装備とも言えるこれらのオプションが無いというのはさすがに時代錯誤と言わざるを得ない。
一部で明らかにBGMとボイスのバランスが合っていない箇所もあり、聴き取り難い場面がある。
テキストで表示されるので大きな問題では無いが追加シナリオ「サトミとみゆき編」では基本的に台詞はボイスのみとなっており(読み戻しでテキストは確認可能)、BGMに邪魔されて内容が解り難い場面が出て来る。
これを解消するには単純に「台詞の再生中はBGMボリュームを少し下げる」であり、それすら実装していないのは最近のノベル系ゲームを全く参考にしていないのか、考えが及んでいないのか。

とにかく、システムに関しては前時代的だ。
フローチャート等の部分では特に問題を感じないだけに細かい部分の詰めが甘い印象。

さて、「かまいたちの夜」と言えばやはり「殺人事件」がメインストーリーだ。
本作のメインシナリオは黒田研二氏が執筆している。
氏の著作は「永遠の館の殺人」しか読んでいないが、本作は少しパンチが弱かったかな、という印象を受けた。
ミステリーとしての難易度は簡単な部類だろう。
恐らく、プレイした方のほとんどが一発で「完」エンドに到達したのでは無かろうか。
本作における推理過程は…、何処か「2」を彷彿とさせた。
「2」ほど酷くは無いもののストーリーの都合上、推理して犯人を当てる場面が中盤以降に設定されている。
それまでの段階でヒントは全て出ており、難易度の低さから真相に到達していても推理出来る場面にならないのは少しストレスを感じた。
端的に言えば「主人公バカなんじゃねぇのか」と思ってしまった。
トリック的な破綻は無いものの、非常に危うい綱渡り(運絡み)という意味ではトリックもそうそう褒められたものではない…。

舞台や登場人物を一新した事については個人的には好印象。
「かまいたちの夜×3」で前作までのキャラクターの物語は完結している事もあり、これ以上彼らを出されても困る、というのが正直な所だ。
本作のキャラクター達は印象が薄いというのも事実だが、10年に渡って3作に登場した人物と比較するとそれは仕方のない部分もあるのだろう。
メインの「ミステリー編」も少し…、シナリオ自体が薄いという印象を受けるが、これもやはり仕方のない事かと…。
「かまいたちの夜」と言えばサイドシナリオとバッドエンドが華だ。
本作でも例に漏れずサイドシナリオが豊富に用意されている。
だが、それが「ビンゴ編」「スパイ編」「妖怪編」「死神編」「鎌鼬の夜編」「陰謀編」だけなのはいささか寂しい。
今までのシリーズで標準で入っていた「ピンクの栞(混浴編)」は今回はダウンロードコンテツとなってしまった。

DLCに関しての不満も方方で聴いたが、「今まで入っていたものが別途有料」となるのは心情的に不満を持つ気持ちは解る。
それよりも、舞台が遠野である事の必然性をほとんど感じず、劇中の「卯子酉様」が全く活かされていなかった事の方が個人的には疑問。
遠野と言えばやはり「遠野物語」で、「妖怪編」では何とか必要性を感じるものの「ミステリー編」では「だからどうした?」というレベルの扱いだった。
「白い座敷わらし」に関してもホラー的な要素やシナリオを印象づけるにはパワー不足で、物語のスパイスにはなっているものの決定的なものにはなっていない。
そして気になったのはほぼ全ての背景がCGになってしまった事だ。
時折実写背景は挿入されるものの数えるほどしかなく、ほとんどがCGとなっている。
個人的にはこれも失敗の部類と判断する。
「かまいたちの夜」と言えば「実写背景」であり、初代「かまいたちの夜」で登場したペンションクヌルプには特別な思い入れがある人もいるだろう。
「2」は三日月館がCGだったとは言え、島の風景には実写も多く使われていた。
…ちなみに、本作のCGレベルはお世辞にも高くは無い…。
尚、「鎌鼬の夜編」も犯人当ての本格ミステリーであるが、こちらの方は個人的には本編より悪印象。
明らかに運頼みのトリックであまりフェアとも呼べず、これが本編にならなくて良かったと心の底から感じてしまう。

DLCには「混浴編」「サトミとみゆき編」「超次元探偵O編」「犯人当て-魔女審問編-」がある。(各400円)
「混浴編」「超次元探偵O編」はギャグシナリオと割り切ればそれなりには楽しめるハズだ。
「サトミとみゆき編」は…、個人的にはあまり評価は高くない。いくら我孫子武丸氏が書いたとは言え。
本編には一切関係無かったものの、サイドシナリオで、ましてや有料のDLCで判明するようなキャラクターの設定を語られても困る。
まぁ、この辺は色々あったようですが…。
そして、「犯人当て-魔女審問編-」である。
正直に言おう、このシナリオが個人的には一番面白かった。

途中で「お前ら全員記憶障害か!」と叫びたくなる場面はあるものの、上質な本格ミステリーと言える。
難易度は中の上程度か。ヒントは問題編に全て出ているがミスリードも多く、しっかり考えないとなかなか解けないのは必至。
正直、これが本編でも良かったぐらいだ。
過去作とは違い、推理系のシナリオが三作あるのは好印象。その内一作はDLCだが…。
そして惜しむらくはこの「魔女審問編」を執筆したのが誰か解らないという事。
作家陣の中のどなたかではあるのだろうが、ここはもう少しハッキリさせて欲しい所。

過去作への拘りが強ければ強いほど出来が悪いと捉えられがちな本作ではあるが、実際の所はそこまで悪い作品でも無い。
システムやオプションの粗が目立つのは仕方ないとしても、各シナリオでのギャグとシリアスのバランス、ノリはやはり「かまいたちの夜」である。
本作にはネットワークプレイである「みんなでかまいたち」も搭載されているが、こちらは筆者は未プレイなので特に何も指摘しない。
また、今回はPS3とPSVitaでのマルチプラットフォームであり、どちらでプレイするかはお好みと言った所。
ちなみに、PSVita版には「ふたりでかまいたち」が搭載されている。

トロフィーを全コンプリートするのに大体15、6時間であるボリュームの少なさは否めないが、決して酷すぎる作品でも無い。
過去作への拘りは一旦捨てて、フラットな気分でプレイすれば良いだろう。

BGMはノイジークロークの坂本英城と福田康文。
坂本氏らしさの伺える耳障りの良いオーケストラサウンドから、怪しい雰囲気を持つ楽曲まで様々だ。
ちなみに、初代「かまいたちの夜」から、「かまいたちの夜」「悪夢」「ひとつの推理」がアレンジされて使用されている。
推理の場面で「ひとつの推理」が流れるのは嬉しい所。

最後にこれだけ言わせて欲しい。
「スパイ編」でクソ解りにくい分岐の仕様と、それが読了率に影響する仕様を考えたヤツはちょっとユーザーをナメすぎ。
ただただひたすらメンドくさいだけでただの作業を通り越して修行レベル。
SFC時代ならこれで良かっただろう、だが2011年発売だ! こんな所でも前時代感を醸し出してどうする…。




・あなたのせいで、死体が増える



さて、ここからは過去作について書いてみよう。
元々はSFCで1994年11月25日に発売された。「弟切草」の成功を受けて発売された、サウンドノベル第二弾だ。
「弟切草」がホラー要素を多く取り入れた作品であったのに対し、こちらは今に続く「本格ミステリー」を主軸とした作品だ。

シナリオの執筆はほぼ我孫子武丸氏一人で行なっている。
「かまいたちの夜」らしさ、と言える部分はこのSFC版で完成していると言っても良いだろう。
「クローズドサークル」「シナリオ分岐」、「BGM」まで。
特に秀逸と言えるのはそのミステリーシナリオの質の高さだろう。
今思うと粗があったりするにはするのだが、当時は多くの人が騙されたはずだ。
初代「かまいたちの夜」が成功した理由はもう一つある。
当時はサウンドノベルと呼べるものが(SFCでは)「弟切草」ぐらいしか無かった事だ。
しかも内容的には「力技」と言っても良いほどの物量だった。
実写背景やキャラクターの深さ、ギャグとシリアスのバランス、全てにおいて高水準でまとめられていた。
また、犯人の名前を入力する、トリックをしっかりと把握していないとクリア出来ない仕組みになっており、インターネットの発達していなかった当時は自力で解いたり友人と相談しながら解くしか方法が無かったのも大きいだろう。
この初代はSFC以降、様々なフォーマットに移植された。出来としてはPS1版が一番良いだろう。
こちらは現在、PSストアからPS1アーカイブスでDLする事が出来る。
サウンドノベルと携帯機の相性を考えるとPSPにインストール出来るアーカイブス版が今は一番手っ取り早いか。
とにかく、サウンドノベルの金字塔であり、本格ミステリーとしても質の高い部類である。
もし未プレイでサウンドノベルに抵抗が無いなら本作だけでもプレイを推奨する。




・囚人の怨念こもる監獄島にて、不気味なわらべ唄が死を招く。



PSP版公式サイト。

そして、賛否両論――否の方が多いか――の「2」だ。
PS2にて2002年7月18日発売、後に2006年5月25日にPSPへも「特別篇」として移植されている。
(現在はPSストアからPSP版をDLする事も可能)
前作との大きな違いはプラットフォームをPS2へ移した事による実写背景の美麗さ、音楽の質がより高くなった事がまず挙げられるだろう。
そして、多くの人が面食らったであろう「冒頭の設定」――。
舞台を冬から夏、ペンション・シュプールから「三日月館」へと移し、そこで起こる殺人事件を解決する。
本作を駄作、と位置づける人はまず前述の「設定」が受け入れらなかった人が多いのではないか。
事実、筆者も「え?」という感じは受けた。
だが、それよりも重大な問題がある。
メインであるはずの「わらべ唄篇」(ミステリー篇)の出来が凄まじく悪い。(執筆は田中啓文)
最後まで読み進めれば誰が犯人か、トリックは何かまで容易に想像が付く上、最大の失敗は「連続殺人を止められない」事。
「1」では主人公・透が推理に失敗、もしくは推理場面を逃すと第二の殺人が発生する。
更にここでも推理を逃すと、大量殺人ルートに入り、ゲームオーバーとなる仕組みだ。

だが、「2」では所々で推理は出来るものの、それが「完」エンド(クリア)にはならない。
「完」エンドを迎える為には、とにかく最後まで読み進み、最後の最後で犯人の名前を入力しなくてはならない。
「真かまいたちの夜」が「2」と似ているとした部分はそこだ。
だが、「真かまいたちの夜」では連続殺人は止める事が出来る。

(余談だが、推理に失敗した後に大量殺人ルートに入るのもお約束だと思っている)
それが「2」ではストーリーの都合上、完全に殺人が終わるまでは推理自体が無意味なのだ。それが多くの人の反感を買ったのではないかと推測する。

また、加えてサイドシナリオのほとんどが陰鬱で陰惨な内容なのも付け加えておきたい。
勿論ギャグはあるのだがシリアスの比重が異常に高く、そのシナリオもホラー、グロテスクなものが多い。
「底蟲村篇」「陰陽篇」「惨殺篇」などは特にそうだろう。

各キャラクターは一作目から引き続き登場するが、「冒頭の設定」ゆえ完全な続編とは言い難い。
本作では完全読了後に手に入る「金の栞」取得後に意味不明の映像、テキストが流れる(一部ではバグと呼ばれているが、あれはバグではなく演出)が、これがまた本作の不気味さに一層拍車をかけている。
流れるだけ流れて放置し、プレイヤー側へのフォローは一切無い。

こういった部分も相まって、本作を駄作である、と評する人は多い。
個人的にはどうなのかと言うと、嫌いでは無い。
この陰鬱とした雰囲気はこの作品以外ではなかなか見かけないものであり、世界観の構築には成功していると言える。
かなり人を選ぶ作品ではあるが、興味があればプレイしてみても良いだろう。
余談ではあるが、「ピンクの栞」(官能篇)でのピンク度合いは「2」がダントツ。

尚、本作では美術監督に種田陽平、新規BGMには東儀秀樹パッパラー河合羽毛田丈史を招聘しており、一層世界観を深くしている。
特に羽毛田丈史アレンジによる「かまいたちの夜」(先ほどのムービーBGM)は必聴。




・戻ろう。全てを終わらせるために。



公式サイト。

そして、初代「かまいたちの夜」シリーズの完結編とも呼べる、「かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相」だ。
開発はチュンソフト、販売はセガ。2006年7月27日発売。
本作の特徴としては、「1」「2」のメインストーリーである「ミステリー篇」がそのまま収録されている事にある。
尤も、初代がPS版でも1998年、「2」が2002年の為、前作までの話を思い出させる意味と新規プレイヤーへの配慮だろう。
本作は「2」の実質的な続編であり、「2」をプレイしていないとはっきり言って意味不明。
メインシナリオは初代に続き我孫子武丸が執筆している。
率直な感想を言ってしまうと、「2」であんな事になったシナリオをよくここまでフォローしたな、と…。

本作でもやはり「殺人事件」が発生し、透は三度推理をする事になる。
正直、このシナリオ…、むしろトリックが「2」であればどんなに良かったか…、と言える。
ミステリとしての難易度は中程度ではあるものの、本作ではザッピングシステムによりキャラクターを切り替えながら読み進める必要がある。
具体的には透、俊夫、香山の三人だ。
この三人で適切なフラグを立てないと完全な解決にはならない。
そう言った意味では推理よりもフラグ立ての方がメンドくs…難しい内容ではある。

各キャラクターの背景は「2」からそのまま「一年後」という背景になっており、それぞれのキャラクターの立ち位置が少し変わっている。
が、本作は今までとは異なり、サイドシナリオがほとんど無い。
ザッピングで三人分あるとは言え、同じ時間軸の同じ物語。
また、バッドエンドも数多く存在するがそのどれもがほぼ同じようなエンドばかり。
そういった細かな不満はあるものの、「金の栞」取得後に流れるエピローグは「1」からプレイしている人にとっては感慨深いものがあるだろう。
そして、矢島透・小林真理の物語は本作で幕を閉じる。
このエピローグを見てしまうと、「真かまいたちの夜」で人物を一新したのには好感を覚えるのだが…。




以上が「かまいたちの夜」の全作だ。
ハマる人はハマるし、ハマらない人は全くハマらないようなシリーズではあるが、本格ミステリーが好きであれば一度ぐらいはプレイしておいても損は無い。
個人的にはこのシリーズはコンスタントに続いて欲しいのだが、セールスやリソースの面を考えるとなかなか難しい部分もあるのだろう。
初代「かまいたちの夜」成功後は雨後の筍のように同じような作品が乱立し、そしてジャンルは廃れていった。
PCゲームではずっと続いていたものの、コンシューマでノベル系がまたよく取り上げられるようになったのは本当にここ数年の話。
そういった意味では「真かまいたちの夜」の発売時期自体は間違っていなかったのだが…。
(五年ぶりの新作、PSVitaとのマルチという事もあって話題性は充分にあった)
良質な推理アドベンチャーがなかなか無い昨今、何としてもこのシリーズは続けて欲しいと思う。



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Comments

はじめまして。
私も初代からの「かまいたち」のファンで、「真」についてはいろいろ残念に思っていまして、それをズバリ指摘してくださっていたので読んでいて胸のすく思いでした。
ただ、いくつか気になった点がありましたので指摘したいと思います。

まず、
>「2」は三日月館がCGだったとは言え、島の風景には実写も多く使われていた。
とのことですが、島の風景の画像は正確には実写を加工・合成したCGです。
実際の写真にはない鳥居をCGで描き加えたり、新しくきれいな建物をCGで加工して古びた汚く見えるようにしたり。

続いて、
>「1」では主人公・透が推理に失敗、もしくは推理場面を逃すと第二の殺人が発生する。
>更にここでも推理を逃すと、大量殺人ルートに入り、ゲームオーバーとなる仕組みだ。
とありますが、「1」では第2の殺人の後にも、もう一度だけ犯人を指名できるチャンスがあります。もちろんそこで犯人を突き止めても、大量に死人が出てしまっている状況なので、グッドエンドとは言えませんが、一概に「ゲームオーバー」とも言い切れるものでもないと思います。
この第3のチャンスは「犯人だけはわかるが、動機やトリックが不明のまま」という余韻が残るため、「1」においては重要なポイントではないかと個人的には思っています。

それから、
>舞台を冬から夏、ペンション・シュプールから「三日月館」へと移し、そこで起こる殺人事件を解決する。
>本作を駄作、と位置づける人はまず前述の「設定」が受け入れらなかった人が多いのではないか。
とありますが、この表現はちょっと言葉足らずな感じがします。
正確には「前作のペンション・シュプールでの事件がゲームの中の出来事ということにされた」という「設定」が受け入れられなかった人が多かった、ではないでしょうか。
今の表現のままですと、「旅先で何度も事件に出くわすという金田一少年/名探偵コナンみたいなご都合主義」という「設定」が受け入れられなかった、と「かまいたち」を知らない人には受け取られかねません。

それと、これは重箱の隅をつつくようですが、
>メインシナリオは初代に続き我孫子武丸が執筆している。
とありますが、「初代」と「3」では間に「2」が挟まっているので、「初代に続き」という言い回しは不適切だと思います。「初代を執筆した我孫子武丸がメインライターとして復帰した」といった表現の方が適切だと思います。
 
はじめまして、コメント&ご指摘ありがとうございます!
こんなに長い駄文にお付き合い頂いて何と申し上げれば良いのやら。
「真」自体は単体の作品として見れば決して悪くは無かった、とは今でも思っています。
「かまいたち」という看板に潰されてしまったんじゃないかな、と。
個人的にはこれらのキャラクターでもう少し物語を観てみたい気はします。

ご指摘の方ですが拝見させて頂いて「おお、なるほど、確かに」と思ってしまいました。どうもすみません。
2つ目のゲームオーバーに関するご指摘はSFC以降の機種で「二回目の推理場面以降での解決=終エンド」からバッドエンド、ゲームオーバーと位置付けていました。
「設定」に関しては「劇中劇である」という事をこの場ではっきり書いてしまって良いのかどうか悩んだ末、曖昧な書き方になってしまいました。
本編には直接の関係は無い部分ではありますが、未プレイの方が順にシリーズをプレイして行って「2」の冒頭で当たった際にどう思うかな、と考えた結果の書き方でした。
この辺りの…、ネタバレになるのかどうかという判断は毎回悩みます、どうしても書きたい時はネタバレである事を書いた上で文字色反転等をしていますが、人によっては「え、そこ!?」という部分がネタバレになったりもするもので。
ただ、「2」に関してははっきり書いてしまった方がスッキリしたかな、とも思いますw

ともかく、熱いコメントをありがとうございました。
個人的には何とかシリーズが続いてくれれば…、と思っていますが…、どうなるのかなぁ…。
 

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