こんぱち。

音楽サークル「ましろ。」についての情報やDTM、ゲームについてだらだらぐだぐだ語ります。 たまにゲーム以外の事も。

 

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PC 「シュタインズゲート」 感想


Category: PC   Tags: 感想  PC  シュタインズゲート  松原達也  林直孝  下倉バイオ  志倉千代丸  阿保剛  5ZIZZ  
Xbox360版:2009年10月15日発売(プラチナコレクションは2011年6月16日)
PC版:2010年8月16日発売
PSP版:2011年6月23日発売
iOS版:2011年8月25日発売

開発は5pb.(現MAGES)とニトロプラス、発売は…、ややこしいが、
Xbox360版、iOS版が5pb.、PC版がニトロプラス、PSP版は角川書店…の、想定科学アドベンチャー。

公式サイト

あからさまなネタバレは避けますが、一切の情報を仕入れたくない! という人はスルー推奨。

※そんでもってやっぱり結構長いです。

これだけ原作が出ててアニメ版も放映しているし、今更必要無いとは思うが、一応Wikipediaからあらすじを抜粋。

2010年7月28日、岡部倫太郎は大学の単位取得のため、仲間である橋田至と共に向かった講義会場で、弱冠18歳でアメリカの科学誌に学術論文が掲載された天才少女、牧瀬紅莉栖と出会う。ところが、倫太郎はその数時間前に、ラジオ会館の8階奥で、大量の血溜まりの中に倒れる彼女を目撃し、そのことを至へ携帯メールで報告していたはずであった。倫太郎はメールを送信した直後に眩暈に襲われ、気がつくとラジオ会館ビル屋上には人工衛星らしきものが墜落しており、周辺は警察によって封鎖されていた。先ほど送ったはずのメールはなぜか1週間前の日付で受信されており、周囲の知り合いが話すここ最近の出来事と倫太郎の記憶の間には齟齬が起こっていた。
至や事情に興味を抱いた紅莉栖を巻き込んでの検証の結果、「未来ガジェット研究所」の発明品の一つである「電話レンジ(仮)」が、偶然にも携帯メールを過去へと送るタイムマシンとしての機能を備えていたことが判明する。紅莉栖が「Dメール」と命名した、時間を遡って過去に宛てたメールを送るたびに「世界線の移動」と呼ばれる現象が発生し、なぜか倫太郎の記憶だけはそのままに、過去の自分を含めてメールのメッセージ内容に影響を受けた人々の過去が改編されていた。



このあらすじからも解るように、本作はタイムマシンやタイムトラベルをモチーフとした作品。

・始まりと終わりのプロローグ

本作のプレイフィールをばっさりと一言で言ってしまえば、「一昔前から何ら変わらないヴィジュアル・ノベル」。
この手のゲームとしては必須と言えるシステムのほとんどは搭載している。
もっとも、システムとしてはPS版「かまいたちの夜 特別篇」が一つの頂点とも言えるので、そこから大きく逸脱していなければ特に不満に感じる部分も無い。
何か他の…、ノベル作品を一つでもプレイしていればシステム面で不満に感じる事はほぼ無いだろう。
なので、ゲームシステムに関して言えることはほとんど、無い。
こういう作品はストーリー命の作品だから安易にネタバレも出来ないし…、という事で。
「シュタインズ・ゲート」の楽しみ方を提示しつつ、感想を書いていってみよう。

・時間跳躍のパラノイア

あらすじにも書いてあるように、この作品はタイムトラベルものである。
一番大きなポイントは、ジョン・タイターの逸話が大きく関わって来る事だろう。
本物かどうかはさて置き、現実世界(「シュタインズ・ゲート」の世界でも)の西暦2000年、アメリカの掲示板にジョン・タイターなる人物が「自分は2036年の未来から来た」という書き込みを残している。
そして、この一連のジョン・タイターのタイムトラベル理論や予言、人物像をプレイ前から知っている人と知らない人ではこの作品の感想に若干のズレが生じるものではないか、と想像する。
作中でもジョン・タイターについて詳しく触れられているし、現実世界のジョンが書き込んだタイムトラベル理論や多世界解釈についても触れている。
そういった部分でジョン・タイターを知らない人へのフォローも入ってはいるが、それだけではやはり少なく感じるし、作品中のジョンはやはり「架空の人物」である事には変わりは無い。(現実世界でどうだったかはさて置いて)
なので、そういう方面に興味があって(オカルト的な意味でも)、「シュタインズ・ゲート」をプレイするなら、軽くジョンのWikipediaに目を通しておいた方がより楽しめるだろう。

さて、ここが一番評価が別れそうな部分ではあるのだが…。本作の登場人物たち。
作中「@ちゃんねる」という、現実の「2ちゃんねる」風掲示板が登場するが、登場人物の会話中にそれらのネットスラングが、これでもかというほど出て来る。
一応、TIPSで単語解説はあったりするが、それらに全く理解を示せないなら、プレイしない方が良い。
ストーリー自体が難解であり、更にそれらの単語や科学用語まで飛び交う本作は、はっきり言って100%楽しめる方が稀。
もっと言えば岡部倫太郎の厨二病は重度であり、正直言って、チャプター3までは痛々しくて観ていられなかった。
(それには一応の理由付けはあるのだが…)
ゲームの冒頭、秋葉原での紅莉栖の死後からの街人集団消失の導入は良いのだが…。
そこから次の山場が訪れるまで少し長かったと感じる。
もっとも、チャプター3は物語が大きく動き始めるチャプターであり、タイムトラベル理論や、敵となる大きな組織の影や陰謀が見え隠れし始めるチャプターである。
そしてチャプター3を越えれば…、物語は更に大きく動いていく事になり、物語はどんどんとシリアスな方向へ向かって行く。

・空理彷徨のランデヴー

本作の文章は、地の文を含めて全て、岡部倫太郎の主観による文章である。
その為、岡部の心理描写は非常に細かく描かれている。
そして、この岡部の心理描写がプレイヤーに絶望と深い親近感を与える。
何せ、「Dメール」で過去を改変した事を鮮明に記憶しているのは岡部倫太郎とプレイヤーだけなのだ。
しかも改変した地点から現在に至るまでの記憶は無くなり、仲間たちはそもそも過去を改変した事にすら気付かない。
「タイムトラベラーの孤独」とでも言えば良いのだろうか、岡部を本当に理解出来るのはプレイヤーだけになってしまう。
特にチャプター6や各キャラクターのエンディングを観れば理解出来ると思うが、誰にも本当に理解してもらえない状況でもがき、苦しむ岡部の思考や行動。
それが正しいのか? 間違っているのか? という判断は恐らく、誰にも下せないのだろう。
とにかく、本作の描写として秀逸なのはこの部分だ。

しかし、チャプター6の緊迫感を乗り越えた後のチャプター7、8が若干ゆるく感じてしまったのは自分だけだろうか。
各キャラクターのエンディングに関わる部分ではチャプター7、8共に岡部はもがき、悩む事になるが、感動が少し薄れてしまったのではないか、というのが率直な感想だ。
シナリオの整合性の都合上、ここに配置しないと色々と問題が発生するのは解るのだが…。
シナリオに関して言えば、はっきり言ってご都合主義ではある。
だが、岡部と共に延々とタイムリープを続け、その果てに掴んだトゥルーエンドは観る価値はある。
ただし、紅莉栖についてはもう少し掘り下げるべきだった。
まゆりやるか、フェイリス、萌郁は充分に掘り下げられていたが(萌郁も充分では無いか)、それに対して紅莉栖というキャラクターをもう少し掘り下げても良かったのでは無いか、と思える。
紅莉栖は重要キャラクターであり、幾度となく岡部の支えになるキャラであるが、それでもまだ少し足りなかった、という印象。

尚、先ほどから書いているように、この作品はマルチエンディング。
ではあるのだが、分岐らしい分岐はほとんど存在しない。ほぼ一本道、と考えても差し支えは無い。
作中、岡部の携帯電話に各キャラクター達からメールや電話着信があり、メールのどの単語に対して返信したか、でその後のメールの展開が変わる。
が、ここで覚えておくべき事は…、(ネタバレの為文字色変更

・メールでストーリー自体が変わる事は無い。紅莉栖エンド、トゥルーエンドに到達する為のフラグでしかない。
・尚、紅莉栖エンド、トゥルーエンド、両方のフラグを全て立てた場合はトゥルーエンド優先。
・なので、紅莉栖エンドを観るには故意にトゥルーエンドのフラグを一つ外す必要がある。
・ただし、特定の場面でのメールや電話、これらに発信する/しないで、キャラクターの行動の真意が解る場面もある。(非常に少ないが)
・相手キャラクターからの返信はこちらが選んだ単語によって変化するが、それらは実績解除する為のものでしかない。
・具体的には、添付画像を全て集める、着メロを全て集める、各キャラの特定エピソードを観る…、等。


…という所か。
このシステム自体は面白いだけに(類似する作品にPS3/XBox360「キャサリン」があるが)、もっとここにプレイヤーが介入出来れば更に面白かったかな、と。

・境界面上のシュタインズゲート

ゲームシステム自体は新しいものでは無いし、(むしろ古臭い)登場キャラクターのクセも強くて人を選ぶ本作。
更に言えばタイムトラベルものに抵抗がある人は絶対に100%楽しめない可能性が高い。
なので、この作品は本当に一部の人がピンポイントに大ヒットする作品である、と言える。
幸いにもXbox360で登場してから本作は高い評価を受け、その後PC版、iOS版、PSP版が発売されるに至り、設定資料集やドラマCD、小説、アニメ…、と大規模のメディアミックスを成功させている。
岡部倫太郎という人間の葛藤と成長を描いた本作は、少なくともその部分だけでも多くの人に支持された、という事だろう。
(個人的にはタイムトラベルや多世界解釈、世界線といった話には元々興味があった)
そして、岡部倫太郎の物語はこれだけでは無い。
Xbox360では2011年6月16日には「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」が発売されているし、PCでは2011年10月28日に「STEINS;GATE 8bit」の発売が予定されている。
両作品とも外伝と呼べるような内容ではあるが、特に「8bit」はその拘り方が凄まじい。
公式サイトを観れば解るが、まさかこの時代に、という内容である。
「talk」や「look」などを自らで打ち込んで行動する、80年代のレトロ・スタイルだ。
更にはFM音源自体をエミュレートし、別の効果音が鳴ると“パート抜け”が発生する点まで再現しているとの事で、FM音源に精通している阿保剛氏や志倉千代丸氏の拘りが垣間見える。

また、2012年春にPS3/Xbox360で発売予定の「ROBOTICS;NOTES」はこの「シュタインズゲート」後の世界である、と千代丸社長自らが公言した。(『ロボティクス・ノーツ』志倉千代丸氏インタビュー完全版!【4日連続第4弾】
こうなると俄然、次の作品に興味が沸く。詳細は発表されていないが、「科学アドベンチャー」として更に印象深いストーリーを綴ってくれる事を期待せざるを得ない。


シュタインズ・ゲート Xbox360 プラチナコレクションシュタインズ・ゲート Xbox360 プラチナコレクション
(2011/06/16)
Xbox 360

商品詳細を見る

Steins;Gate(通常版)Steins;Gate(通常版)
(2011/06/23)
Sony PSP

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STEINS;GATESTEINS;GATE
(2010/08/26)
Windows

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テーマ : PCゲー    ジャンル : ゲーム


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