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PS3 「ソニックワールドアドベンチャー」 感想


Category: PS3   Tags: 感想  PS3  セガ  大谷智哉  橋本善久  床井健一  
2009年2月19日発売、販売・開発は当然セガ。
海外ではPS2版が2008年11月18日、国内でもWii版が2008年12月18日に発売。
HD2機種版の海外での発売日も異なるが、今回は国内PS3版でのレビュー。

※どうやっても長文になるのはもう性癖だと思ってます。

ストーリーを軽くWikipediaから引用しておこう。

エッグマンの野望を阻止するため、ソニックは宇宙に展開されたエッグマン艦隊に乗り込んだ。スーパーソニックに変身してケリをつけようとするソニックだったが、エッグマンの罠によりカオスエメラルドのエネルギーを吸い取られてしまう。そのエネルギーによって世界は七つに割れ、大陸の底より化け物が現れた。エッグマンは、この『ダークガイア』を復活させ、己の野望を果たすことが目的だったのだ。
世界が混乱に陥る中、エネルギーを奪われたソニックの身体には、予想し得ない驚くべき変化が起こる。
壊れた星を元に戻し、エッグマンの野望を打ち砕くため、ソニックの世界をまたにかけた戦いが始まった。




パッケージやこのPVからも解るように、今回のソニックは2種類の形態を使い分けて進めて行く事になる。
基本的に「ソニック」シリーズは作品ごとに独自の世界観を持っているので、過去シリーズを知らなくても特に問題は無い。

・ソニック、変身! ふたつの能力でゼッタイ無敵!!

さて、細かいレビューに入る前に一つ断っておかなければならない。
実は筆者はソニックシリーズがコンスタントに発売されていた事は知ってはいたものの、今回プレイした「ソニックワールドアドベンチャー」は、実にメガドライブ版「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」以来だったりする。
まず最初の感想としては、とにかく驚いた、というのが正直な所。
横スクロールの2Dからここまで進化しているとは考えもしなかった。
なので、3Dになってからのシリーズとは全く比較出来ない。
ドリームキャスト復刻プロジェクトのPS3版「ソニックアドベンチャー」はプレイしたが、本作よりも後の話。

冒頭にも書いたように、本作はソニック・ザ・ヘッジホッグの昼パートと、夜になるとソニック・ザ・ウェアホッグに変身してしまう、夜パートの2つによって構成されている。
昼パートはお馴染みの高速アクションステージ、夜のウェアホッグパートは格闘戦を主体にする、軽い無双と言った趣のアクションステージだ。
昼パートに関しては特に説明する必要は無いだろう。3D視点、2D視点が上手く切り替わる、高速ステージだ。
最初はソニックが使えるアクションに制限があるが、ストーリーが進むにつれ、ライトダッシュやストンピングなどのアクションが使えるようになる。
各ステージにはゴールまで複数のルートがあり、中には先ほどのアクションを使えるようになってから行けるようなルートも存在する。
それらのアクションが使えるようになってからクリア済みのステージをプレイすると新たな発見があるだろう。
尚、今作ではソニック、ウェアホッグ共に経験値による各スキルのレベル制が導入されている。
強化していけばソニックの最高速が上がり、リングを取得する事によって使用可能なリングブーストの上限も増えていく。

対して夜のウェアホッグパートは、ソニックパートとは一転して、「デビルメイクライ」ライクなアクションステージとなる。
ウェアホッグも最初は使えるコンボや技が少ないが、強化していく事によってそれらはどんどんと増えていく。
ただし、やはりソニックパートと比較すると進行が遅いと感じてしまうのは否めない。
ソニックパートが初見でも10分あればクリア出来るのに対し、ウェアホッグパートは下手したら30分以上かかってしまう事もある。
また、「デビルメイクライ」や「無双」シリーズのアクションが苦手な人には大きな壁となってしまうかも知れない。
その2作と比較すると難易度は低いが、ボス戦や足場から足場への飛び移りなど、アクションゲームとして総合的な腕前を要求されるパートと言って良い。
故に、どちらかが得意でも一方が壁になってしまう…、可能性はある。
ストーリーの進行的に、昼/夜のどちらもクリアしていく必要はあるので、最終的にはどちらのパートの技術も上達していく…、とは思うが。
個人的にはウェアホッグのパートもアリ、だとは思うが、やはり一度クリアしてからリプレイするのは昼のソニックパートばかりだったりする。
この辺り、従来のファンはどう思っているのか少し気になる所。

昼パートに関してもう少し。
基本はソニックの背後からのカメラとなるが、ステージの構成によっては2Dスクロールになる箇所もある。
この切り替えは非常に自然で、上手いと言って良い。
各ステージが「世界をまわる」というものの為、色んなロケーションが用意されているのも良い。(これは夜も同じ)
また、両パート共通の収拾要素として、「太陽のメダル」「月のメダル」がある。
ステージや街に散らばっているこれらを集めると、新しいステージが開放される、という仕組みだ。
ストーリー進行に従って両メダル共確実に半分は集めないといけないので、見かけたら取得しておこう。
何枚取得したかはステージ選択時等に表示される。
このメダルを取得して開放されるのはストーリー進行に必要なステージだけではなく、それぞれの国の新しいステージも開放される。
(ゲーム内表記では「Act2」。これもソニック・ファンにはお馴染み!?)
全メダルを収拾する事による実績/トロフィーの解除もあるが、これにはそれなりの根気と努力を要する。
尚、1UPに関してはこれもお馴染み、ステージ中にリング100枚取得で1UP、もしくは1UPアイテムを取得すれば良い。
もっとも、苦手なステージだと10分で残機が20ぐらい減ってしまうのはザラなのだが。

・昼ハシル! 夜ナグル!

基本的なゲーム部分は以上の通りだが、本作にはやりこみ要素もいくつか存在する。
それぞれの国で受けられるサブストーリー的扱いのミッション、ウェアホッグパートのみの除霊ミッション等。
これらをクリアする事によってメダルを貰えたり、経験値やリングをもらえるので、積極的にクリアすると良いだろう。
各街では「お土産屋さん」があり、食べ物を食べるとソニックの経験値が上がったり、敵や住人の設定資料の閲覧、音楽鑑賞、ムービー鑑賞が出来るモードの追加、特産品を買う事が出来る。
特産品に関してはそれ単体では何の効果も無いが、それを教授(ストーリー進行がすると登場)に渡す事によって、これもメダルを貰えたり、除霊ミッションを開始する際に必要なカメラのフラッシュの上限追加、各ステージでのルートに関するヒントを貰えるので、これも積極的に活用していこう。
この作品でのゲーム内通貨はこれもお馴染みの、リング。
所持リングはステージをクリアしたり、ミッションをクリアすると増えていく。食べ物を相棒のチップにあげる事で、内部好感度の加減もある。
更にクリアした国ではホットドッグ屋による、「ホットドッグ・ミッション」も存在する。
このミッションだけは少し特殊で、ホットドッグ屋から出される課題をクリアした上で、ステージをクリアする、というもの。
「○○分以内にクリアする」、「リングを○○枚集めてクリア」、「敵を○○体倒してクリア」というのが主。
各ミッションは更にレベル3まで用意されており、一つの国で9ミッション用意されている。
レベル3ミッションを全てクリアするには各ステージのやりこみが欠かせないだろう。
後半のステージになればなるほど、一筋縄では行かなくなる。腕に自信のある人は是非チャレンジを。

前述したように本作ではクリアするだけでも軽くやりこまないと厳しいのだが、昼パートでタイムアタックをするとなるとそれが更に顕著になる。
Youtubeやニコニコ動画等で各ステージのタイムアタック動画がアップロードされているので、それを観てみるのも良いかも。
完全に上手くステージを走破出来るようになるまでは「死に覚え」を覚悟した方が良い。
初見ではそういった余裕はほとんど無いだろうが…。しかし、この作品の肝はそこにある。
ステージのギミックを完全に覚え、ルートを確定し、ミス無く高速で走り抜けられた時の爽快感は他のゲームの追随を許さない。
正直、そこに至るまでのハードルは高いし、クリアするだけでも難易度は高め。
しかし、それを乗り越えてでもこの爽快感を体感する価値はある。

・総評

基本的には楽しくてご機嫌なゲームではあるのだが、やはり欠点はある。
特に強く感じたのは、カメラワークと視点操作の悪さ。
カメラワークは基本的にソニックの位置や場面に応じて自動で動くものだが、これが融通が効かない。
右スティックでカメラ操作を行う事が出来るが、これも融通が効かない場面が多い。
各ステージの構成を覚えてさえしまえば特に気にならなくなるかもしれないが、初見ステージでのこれは大問題。
プレイヤー側としては大きなハンデを最初から持たされている気になってしまう。
当ブログでも今までのゲームでカメラ視点の悪さを指摘したゲームはあったが、実は色んなゲームメーカーがそれに関する特許を取得している。

電子ゲームにおける画面表示制御に関する代表的特許(PDF)

つまり、これらの特許に抵触しないように調整を行う必要がある、という訳だ。
もっとも、ゲーム内における視点操作やカメラワークの課題はこれからもまだまだ残っていくと思われる。
3Dポリゴンを使用し始めた頃のゲームから続く、永遠の課題と言っても過言では無い。
ある程度熟練したユーザーであればカメラ視点の操作も難なく行えるだろうが、そうでないユーザーへの配慮も必要になる。
最終的にどちらのユーザーも満足出来ればそれが一番良いのだが…、現状ではまだまだ課題は多そうだ。

また、PS3版とXbox360版の差異にも触れておこう。

Eurogamerによる比較動画。
PS3版の方がフレームレートの低下、加えて発色の違いがあるのが解るだろう。
本作では可変フレームレートを採用しており、ソニックパートでは基本的に60fpsを維持…出来ていれば良いのだが、実際には40~60fpsぐらいを行き来していると思われる。
ウェアホッグのパートでは60fpsを維持出来る事はまず無く、酷い箇所で20fps前後まで落ちているように見受けられる。
ちなみに、アップデートパッチ適用後、の話である。
ソニックパートではXbox360版とほぼ差異は見られなくなったが、ウェアホッグのパートは相変わらず。
この辺りもゲームスピードが遅い、と思った一端かもしれない。

ソニックと言えばBGMが良い、というイメージがあるが、本作でもそれは健在だ。
昼パートのメインコンポーザーであり、今作のテーマソングを担当しているのはセガの大谷智哉氏。
テーマソングである「Endless Possibility」を歌うのはBowling for SoupのJaret Reddik。
アッパーな曲調と疾走感が本作と見事にマッチしている。
ちなみに、個人的に好きな曲はコレ。

大谷氏の懐の深さが伺える1曲。勿論、夜ステージにも良いBGMは沢山ある。
PS3版でもカスタムサントラでmp3を流す事が可能なので、Crush 40をBGMにするのも良いだろう。
しかし、とりあえずはデフォルトのBGMで楽しむ事をオススメする。
また、大谷氏はニンテンドー3DS用ソフト、「リズム怪盗R」でもコンポーザーを務めているようだ。

今年はソニック生誕20周年という事もあり、俄かにソニックの周辺事情が慌しくなっている。
Crush 40の来日公演や、瀬上純氏が使用しているソニックギターの一般販売、ソニックの誕生パーティ等など。
しかし、やはり一番のサプライズは2011年12月8日に登場するPS3/Xbox360用ソフト、「ソニックジェネレーションズ 白の時空」だろう。

旧来の2Dスタイルと、本作のような3Dのモダンスタイルの2つから構成されており、また、過去の作品のステージがリファインされて登場する事が明らかとなっている。
ニンテンドー3DS版に加え、PlayStation Vita版も噂されており、実現すれば一つ新しい世代のマルチプラットフォーム戦略と言えるだろう。

なお、Wii版「ソニックワールドアドベンチャー」はベースは海外PS2版がベースとなっているようで、アクションやステージ構成がHD機種版から変更が加えられている。
筆者は未プレイだが、興味が沸いたらそちらをチェックしてみるのも良いかもしれない。
完全クリアやコースを覚えるまでのハードルは確かに高いが、この爽快感は他のゲームではなかなかお目にかかれないもの。
メガドライブ版しか知らない、というゲーマーも一度プレイしてみては!?
ステージ追加のDLCもあり、ハマった人には長く楽しめる作品になると思うよ。
ストーリーについて多くを語るつもりは無いが、王道でベタ、故に泣ける、とだけ言っておこう。
エンディングテーマ、スタッフロールと相まって、なかなか涙腺に来る。

※余談だが、海外のPSNでは「Sonic Unleashed」(海外名)の体験版が配信されている。


ソニック ワールド アドベンチャーソニック ワールド アドベンチャー
(2009/02/19)
PlayStation 3

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ソニック ワールド アドベンチャーソニック ワールド アドベンチャー
(2009/02/19)
Xbox 360

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SONIC WORLD ADVENTURE Original Soundtrack「Planetary Pieces」SONIC WORLD ADVENTURE Original Soundtrack「Planetary Pieces」
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ゲーム・ミュージック

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ソニック ジェネレーションズ 白の時空 特典 Original Soundtrack White Edition付きソニック ジェネレーションズ 白の時空 特典 Original Soundtrack White Edition付き
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PlayStation 3

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