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PS3 「Red Dead Redemption」 感想


Category: PS3   Tags: 感想  PS3  レッドデッドリデンプション  Rockstar  
かの有名なオープンワールド系ゲーム、「GTA」を作り上げたRockstar Gamesの作品。2010年発売。
PS3、日本語版、HDMIでプレイ。

以前にちょろっとだけ書いてはいましたが、きちんと書いておこうと。

まずはストーリーをWikipediaから。

連邦捜査官に家族の幸せを脅かされた元無法者のジョン・マーストン。 ジョンは幸せを取り戻すために再び拳銃を手にし、かつて友と呼んだギャング達を追う。 彼は己の体に染み付いた血染めの過去と決別するため、過酷な闘いの中、一人、また一人と葬っていく。

まぁ、あらすじはあっさりしてるけど、実際こんなもん。
尚、本作は「Red Dead Revolver」と世界観を同一としているが、本作とストーリーの繋がりは一切無い。

まずは操作関連の話から入っていこう。

操作自体はよくあるTPSとほぼ同じ操作と思って問題は無い。(各操作はPS3版に準拠する)
左スティックで移動、右スティックで視点変更。
L2で構え、R2で発砲。(ナイフ装備時はナイフを振る、武器を装備していない時は殴る)
L2・R2での操作がやり難い場合はキーコンフィグで変更可能。(自分の場合はL1構え・R1発砲)
L1を押しっぱなしにしていると「武器ホイール」が表示され、その状態で右スティックで装備したい武器を選ぶと自動的に変更する。
また、同じカテゴリ内の武器は十字キー左右でカテゴリ内の武器を変更する事が出来る。(リボルバー⇔オートマチック・ピストル、といった具合)
弾薬のリロードは○、走るのは×(連打でダッシュ)、馬や乗り物、障害物を乗り越える場合は△。
また、銃撃戦時には障害物の近くでR1でカヴァーアクション。
そして銃を構えた状態でR3で「デッドアイ」(俗に言うバレットタイム)が発動する。
この「デッドアイ」は固有ゲージの続く限り発動が可能。
回復には時間経過、アイテムを使う、敵にヘッドショットを決める…、などがある。
また、「デッドアイ」はストーリーに応じてレベルが上がって行く。
最初はスローになるだけのものがレベル2では照準を合わせるだけで複数をマーキングし、発砲するとジョンが早撃ちをする…、といった具合だ。
各種操作、馬での操作なども本編中のチュートリアルミッションですぐに覚えられるだろう。

・1911年アメリカ、滅びゆく西部。

本作はオープンワールドのアクションアドベンチャーであり、出来る事は色々と用意されているが、まず特筆すべき点として、画面から西部独特の乾いた空気が伝わって来るのがすぐに解るだろう。
照り付ける太陽、風によって起こされる砂煙、夕焼けから月明かりに変わる瞬間、民家の明かりなど、とにかく全ての演出・ライティングが凄まじく綺麗。
雨が降れば水溜りが出来、雷光の光に周囲が一瞬明るく照らされ、雨が止んだ後の朝焼けはとてつもなく美しい。
本作が圧倒的に生きている、と思わせるのはこういった写実感から来る部分が非常に大きい。
前述の記事で、「物量のFalloutか、セットのRDRか」と書いたが、本作の小物への力の入れ方は尋常では無い。
また、街中にいる人物達も行動のアルゴリズムを持っており、夜になると酒場に集まったり、昼は馬に乗っていたりといった行動を取る。
(若干、詰めが甘い面もあるのだが)
ただし、風景や乗り物のバリエーションに関しては「GTA」に譲る。
「西部開拓時代」が舞台である為、基本的には何処を見渡しても荒野が続く。メキシコに舞台を移してもそれは大きく変わる事は無い。(民家の形や太陽光などの変化はあるが)
しかし、演出面や表情の作り込み、仕草などは「GTA」を遥かに凌駕している。
特に表情の作り込みは素晴らしい。
会話や言葉だけでは伝わって来ない、絶妙なニュアンスを表情で再現する事に成功している。
これによって口は悪いが実に家族想いなジョン・マーストンの人間臭さや、一癖も二癖も…と言うかクセしかない登場人物達が実に活き活きと描かれている。
そして、さらに印象深いのがこのストーリー、そして結末だ。
この物語の結末は、是非プレイして到達して欲しい。
賛否両論別れるのは間違いないだろうが、これこそがまさに「滅びゆく西部」なのかもしれない。
現実世界ではこの3年後、1914年から第一次世界大戦が始まる。
急速に進む近代化と西部開拓時代が終焉を迎える間際で起こったストーリーであり、もしかしたら本当にあったかもしれない、と思わせるに充分なリアリティを持って迫る。

・アウトローを貫き通せ。

さて、先ほどは演出やその舞台について述べたが、ここからは本作のアドベンチャー面のシステムや出来る事を見て行こう。
まずは大きい部分として、「名声」、「名誉」がある。
簡単に言ってしまうと、良い行いをしたり、チャレンジ(後述)をクリアすればそれらが上がり、逆に悪い行い(無差別な殺人や犯罪)をすれば下がる。
これらが影響している部分として、「少しの犯罪であれば見逃してくれる」、「商店でのアイテムの売価が変わる」などがある。
無論、どちらで進めてもストーリー上問題無く、また、強制される事も無いのでこの辺りはプレイヤーの価値観で行動をすれば良いだろう。
「チャレンジ」とは、ゲーム内で示される目標の事である。
これは「採取」「狩猟」等に分かれており、指定された草花を採取する、指定された動物を狩猟する、などがある。
勿論、これらの目標もクリアするかしないかは自由だ。
だが、これらのチャレンジはレベル10まで存在し、一定レベルを超えると様々なボーナスがあるのでクリアしていって損は無い。
ちなみに、動物を仕留めた後、皮を剥いで肉を手に入れるシーンがあるのだが…。
人によっては若干、気分を害するかもしれない程度のグロテスクさはある、と言っておこう。
もっとも、直接的にそのシーンが映し出される訳ではないが。
また、このシーンはスキップをする事が出来ない。これは製作者による確固とした意志がある、との事だが、連続で狩猟をしている時には少し、ストレスとなる。
各地の酒場では酒を飲む事が出来、ポーカーやブラックジャック、蹄鉄投げ、アームレスリング等に興じる事が出来る。
野生の馬も多く生息しており、アイテム「投げ縄」(武器扱い)があれば野生の馬に縄をかけ、ロデオをこなした後に自分の所有馬とする事も出来る。
(それに関連したミッションや、サブストーリーも多く存在する)
そして…、西部劇、ガンマンもの、と言えばやはり、「決闘」だろう。
本作では様々な場面で「決闘」を行う事となる。
この決闘は通常の銃撃戦と全くシステムが異なり、向かい合った状態で終始デッドアイが発動したような状態となる。
また、移動する事は出来ず照準を相手に合わせてマーキングをすると、画面右下に表示されるゲージが上がって行く。
このゲージが敵のゲージよりこちらが上回れば勝利となる。(勿論失敗時はゲームオーバー扱い)
ゲージは敵に致命的なダメージを与えられる箇所(頭、腕など)であれば大きく増加する。
また、敵が銃を抜くより遅く抜いたり、上手く銃を撃ち落したりするとゲージや勝利後の名声の上がり方も大きい。
そして、ジョンが追うのは過去の仲間だけでは無い。
各地には賞金首が張り出される事もあり、それらを追うのもプレイヤー次第。
勿論、賞金首を捕まえれば名声・名誉も上がり、報酬も貰えるので積極的にプレイするのが良いだろう。
また、何らかの事情で犯罪を犯してしまった場合、保安官や連邦保安官がジョンの身柄を拘束しに来る。(当然ではある)
保安官からの逃亡は「GTA」シリーズをプレイした事のある方にはお馴染みであろう、認識範囲から一定時間、逃げ続けるというもの。
犯した罪の大きさによりジョンに賞金がかかってしまい、それが高額になると、各地の賞金稼ぎからも狙われる羽目になるので、金額が大きくなる前に保釈金を支払うか、逃げ続けるか選択しなければならない。
ちなみに、今作には「恩赦の手紙」というアイテムがあり、それを所持していると自分にかかった賞金を帳消しにする事も出来、それに関わる実績/トロフィーも存在する。

そして、豊富なサブストーリー、ミッション。
ジョンが訪れる先々で困っている人が居たり、メインストーリーに負けず劣らず、個性的な面々が登場する。
何度も言うように、当然ながらクリアする・しないはプレイヤーの自由である。
(救いがあまり無い話が多かったと思うのは気のせいだろうか…)
もっとも、この混沌とした時代を感じる為にはプレイしておいても損は無い。
更に、本作ではランダムイベントも豊富に存在する。
酒場の外で女性に乱暴をしようとする者、商店から金を盗んで逃げる者、野犬の群れに襲われる者など、それらがほど良いスパイスとして登場する。
各地にはギャングの隠れ家も存在し、それを壊滅する・しないも当然自由。
保安官のように振舞ったり、元ギャングである故のアウトローさを発揮するのも、全てはプレイヤー次第だ。

本作にはマルチプレイも搭載されており、DLC配信(「アウトロー・トゥ・ジ・エンド」パック。無料)での協力ミッションなどもある。
マルチプレイも採取、狩猟などのチャレンジやチーム戦、デスマッチ、キャプチャーフラッグ等のモードがある。
本作の世界観が好きな人には長く楽しめる1本となるだろう。

・オープンワールド系ゲームが抱える根本の問題、そして、バグ。

「GTA」から続くこのスタイルのゲームは、(恐らく作り方にもよるだろうが)いくつかのアンバランス、不自然な点を抱えたまま発展してきている。
基本的にこの手の作品はメインストーリーを進行する為にミッションの開始場所に行く必要がある。
大抵の場合は誰か、人物との会話を経てミッションが開始されるのだが、連続でミッションを受け続けるとつい先ほど別れたばかりなのに「久しぶりだな」という会話から入ったり、一言で言ってしまえば、ちぐはぐな点が発生してしまう。
これはこの作品でも同様であるのが非常に惜しい。
どうしてもこのせいで洋ゲーは淡々としている、という印象を持ってしまうのは自分だけだろうか。
大きな流れのストーリーテリングは良いのに、この小さな点が非常に惜しい。
もっとも、この部分を改善しようとすると大掛かりな作り変えが必要になるだろうし、自由度というものも大幅に無くなってしまうかもしれないが…。

そして、バグの存在だ。
「GTA4」と同じゲームエンジンを使用して作られている本作だが、残念ながらバグも少し、存在する。
以下、実際に自分が遭遇したバグ。

・馬で移動中に突然フレームレートが低下、最終的にはコマ送りのようになり、フリーズ。
・ムービー中にキャラが触れるオブジェクトの当たり判定が消滅、何かを取るシーンでも実際には物体を掴めずに進行する。
(例:机の上のコップを取ろうとしてもコップは机の上に置かれたまま、手はコップを掴んだ形のままムービーが進む)

・地形に埋もれる。
・地面に倒れた時にキャラの上に何かしらのオブジェクト(樹木や馬車など)が乗ると、稀に起き上がれない事がある。

地形に埋もれるバグ以外の再現性は不明、また発生確率も非常に低い。
ただし、自分はサブストーリー「ダイダロスと息子」のオチのムービーで当たり判定消滅バグが発生して、かなりシュールな光景が繰り広げられた。
まぁはっきり言うと、大笑いした。
ゲーム自体の出来が非常に良い為に、少しのバグでも気になってしまうのが残念な所。
オープンワールド系のゲームでバグを取りきるのは難しい…とは思うが、この辺りは何とかRockstar Gamesに頑張って頂きたい、と言うしか…。

・総評

「西部劇版GTA」が前評判の本作であったが、プレイしてみると「GTA」より色々と進化している事が伺える。
「西部劇」や「ガンマン」というキーワードにピンと来る方ならプレイして損は無いはずだ。
もっと言えば「ごっこ遊び」の究極TVゲーム版、と考えても良いかもしれない。
BGMは作品の雰囲気を壊さないカントリー調のBGMから、壮大なストリングス、ヴォーカルものまで多様。
特にストーリーが進行してメキシコへ渡ったり、ブラックウォーターへ行く時に流れるヴォーカル曲はジョンの生き様と相まって非常に哀愁を感じさせる。
海外では「Game Of The Year」も獲得しており、内容の水準の高さが伺えるだろう。
また、追加ディスクである「アンデッド・ナイトメア」(海外ではDLC配信済)は本作の世界にゾンビが溢れかえるという一風変わった追加シナリオとなっている。
これはRockstar Gamesに「ゾンビゲームを作って欲しい」との要望から生まれたテストケースでもあるそうだ。
こちらの内容も高く評価されているので、気になった方はプレイしてみるのも良いかもしれない。

ちなみに、「アンデッド・ナイトメア」はこの追加ディスクだけでプレイ可能。RDR本編ディスクが無くても追加シナリオをプレイする事が出来る。
ただし、RDR本編をプレイ出来る訳では無いので要注意。
また、追加ディスクと同時にPSN、XboxLiveでもDLCとして配信される事になっていたが、配信直前に突然の延期となってしまった。
2011年5月2日現在で配信時期等は未だ決まっていない。
こちらも早い段階での配信が期待されるが…、公式アナウンスを待つしかないのが現状だ。



レッド・デッド・リデンプション【CEROレーティング「Z」】レッド・デッド・リデンプション【CEROレーティング「Z」】
(2010/10/07)
PlayStation 3

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